2026.09.25


割ったらおしまい。旧車・三菱ジープのフロントガラス交換今回は、旧車の三菱ジープのフロントガラス交換を行いました。
この車の交換用ガラスは、現在流通していません。車種に合った完成品を取り寄せることができないため、今回は合わせガラスを車両に合う形に切り出し、交換用のフロントガラスを製作しました。
旧車の修理では、必要な部品を探しても見つからないことがあります。今回も、交換用のフロントガラスが手に入らないというところからのスタートでした。
そこで考えたのが、合わせガラスから製作する方法です。車両に必要な形状や寸法を確認し、ガラスを切り出していきます。「ガラスを切って作る」と言葉にするとシンプルですが、簡単にやり直せる作業ではありません。
切り出しの途中で割ってしまえば、その一枚は使えなくなります。完成品の代わりが手に入らないからこそ、いつも以上に慎重さが求められました。
寸法を確かめ、形を確認しながら、少しずつ作業を進める。ガラスを切り出すときも、車両に取り付けるときも、最後まで気を抜けません。無事に交換を終えたときには、ほっとすると同時に、大きな達成感がありました。
古い車には、現行車とは違う難しさがあります。部品が手に入らないからといって、すぐに諦めたくはありません。今ある材料と技術で、何か方法はないか。その答えを探しながら進めたガラス交換でした。
数あるお店の中から、大切な三菱ジープの作業を任せていただき、ありがとうございました。貴重な一台に携わることができたことを、心からうれしく思います。