2025.09.12
プラスチック素材の「ポリカーボネート」
(切断加工させて頂きました!)
先日、猪苗代にいらっしゃるお客様よりお声掛け頂き、
三菱トラクターの運転席窓ガラスが割れてしまったとのことで、交換にお伺いさせて頂きました。
今回作業させて頂いたトラクターは、
MT336という型で、弊社スタッフも一度は耳にしたことのある農機でしたが、
ガラスが供給されていないという、お客様にとっても弊社にとっても致命的な問題点がありました。
ですが、そこで代替案を思い付いたのが弊社のある一人のスタッフ。
それは、「割れないプラスチック」と呼ばれている、「ポリカーボネート」という素材を使用し、
交換させて頂こうというアイデアでした。
「ポリカーボネート」とは、ガラスよりも耐熱性は劣ってしまうものの、
耐衝撃性や耐久性、そして透明度に大変優れているプラスチックのことを指します。
お客様にも快くご納得頂き、ご依頼頂いてから一週間程でこちらの素材を取り寄せることが出来ました。
ただ、こちらのポリカーボネート、
ぴったりとサイズが合うものでは無かった為、弊社で切断加工した後、取付けにお伺いしました。
また、今回の仕様に関しては、
表面にドアヒンジ(蝶番とも呼ばれます)のボルトを通す為の穴を開ける必要がありました。
一言で切断加工と言っても、高い集中力と熟練の技が不可欠となります。
特にガラスと同じくらいこの繊細な素材に、
小さな穴を開けていくというのは最も困難を極めたそうです。
ですが、ここは経験豊富なベテランスタッフの腕の見せ場
難渋しながらもスムーズに完璧にこなしてくれました。
ご依頼頂いてから最後取付けに至るまで、大変喜んで頂けたお客様。
「本当に助かった。」
その一言が弊社の誇りに繋がります。
今回のような、市場にまだ供給されていないガラスでイレギュラーな場合であったとしても、
是非一度ご連絡頂けますと幸いです。
お困りのお客様には、弊社全員の「何とかしてさしあげたい」という思いを体現し、
ベストを尽くしてまいります